冷凍自動倉庫は、冷凍倉庫内の作業・環境などをシステムで最適化し、生産性の向上に大きく貢献します。従来の人による作業では、過酷な環境下での作業や人員不足など、課題が多く効率は非常に低いものでした。しかし、冷凍自動倉庫はこれらの課題をすべて解決し、業務の最適化を実現します。

冷凍自動倉庫の導入で、一体どのように業務効率化が実現するのかと、お悩みの方も多いと思います。ここでは、実際に冷凍自動倉庫の導入で、どのように業務が効率化していくのかを解説していきます。

人員不足に解消、自動ですべてやってくれる

冷凍自動倉庫は、自動で冷凍倉庫内の作業を行うので、人員不足の解消を実現します。物流業界では人材不足が深刻な問題となっており、冷凍自動倉庫はこの問題に大きく貢献します。冷凍自動倉庫は、入荷→保管→ピッキング、仕分け→出荷までのすべての作業を行います。必要な作業人員は従来の1/2以下になり、人員不足だけでなく、人件費の削減も実現します。システムによる自動での倉庫内作業が実現することで、一定スピードでの長時間業務が可能になり、生産性が大きく上昇します。

作業環境の改善

冷凍自動倉庫の導入により、作業環境が大きく改善します。冷凍倉庫内の中で作業することは、非常に過酷であり、人による作業では限界がありました。人では長時間に及ぶ作業は体力面や精神面でもつらく、生産性・効率は一定の水準で停滞。その結果、離職率の上昇などがみられるようになりました。しかし、冷凍自動倉庫は作業環境を大きく変え、それらの問題を解決しました。冷凍自動倉庫の導入後、作業者は、ほとんど冷凍倉庫内に立ち入ることがなくなり、過酷な環境下での作業を削減することに成功しました。作業者は、倉庫外から業務を行うようになり、離職率の改善にも非常に期待できます。

IHIの冷凍自動倉庫は高性能で、マイナス６０℃の超低温での保管を可能にします。ここまで低い温度での保管は高い技術力がなければ実現しません。さらにIHIは、マイナス６０℃の超低温に加え、急速冷凍も可能にします。このようにIHの冷凍自動倉庫は冷凍性能が非常に高く、幅広い製品を高品質に保管することが可能です。IHIの冷凍自動倉庫は、冷凍性能だけでなく、省エネルギー化にも優れています。作業員、フォークリフト、照明などの熱負荷要因を取り除き、ラック自体にも熱伝導率に優れたものを使用しています。入出庫口の開口による冷気の漏れも荷の状況に合わせてコントロールするので、IHIは、冷気のロスを最小限にすることに徹底しています。また、ＩＨＩの冷凍自動倉庫は、品質の向上にも大きく貢献します。バーコードや表示機、在庫管理により、誤出荷の可能性を０にします。また、保管する荷はすべて棚保管されており、荷の傷みも少なくします。さらに棚保管にすることで、倉庫内の空気の循環を良好にし、温度差も最小限にする効果もあります。ＩＨＩの冷凍自動倉庫は、ヒューマンエラーの防止や荷の傷みを最小限にするなど、高品質な製品の提供も実現します。高品質な製品の提供を可能にすることで、取引先や消費者からの信頼が高まります。IHIの冷凍自動倉庫で製品の質を上げ、自社への信頼を高めましょう。

ここでは、ＩＨＩの冷凍自動倉庫を導入した企業の声を紹介していきます。

森本倉庫株式会社

冷凍環境下の中にある荷物を間違いなくスピーディーに出してきてくれる、これが非常にメリットと感じております。今まででしたら奥の奥から出してこないといけなかったものがオペレーション一つでリアルタイムにすぐ出てきますので、棚卸の時お客様を待たせることなく、できるということは非常にお客様にも喜ばれております。

※森本倉庫株式会社様の導入事例は公式Youtubeチャンネルで公開しています。詳しくはコチラ

M-SENKO LOGISTICS CO.,LTD

当社では低温における長時間労働の環境改善が課題でございました。今回マイナス25度環境下における自動倉庫の活用で無人作業が可能となり、厳しい環境での業務が撲滅され、従業員に対する作業環境改善を期待致しました。
自動倉庫における在庫管理・出荷管理としては顧客の要望の賞味期限の管理・製造年月日及びロット管理をシステムにて行うことができました。よって自動倉庫導入後ヒューマンエラーによるご出荷が撲滅されました。

※M-SENKO LOGISTICS CO.,LTDの導入事例は公式Youtubeチャンネルで公開しています。詳しくはコチラ

IHIの冷凍自動倉庫は、従来のつらい作業の削減を実現することについて解説してきました。導入することで得ることのできるメリットは非常に大きいです。また、IHIはアフターサービスにも優れており、導入後の不安もすべて解決いたします。IHIの冷凍自動倉庫の導入を検討してみてはいかがですか。